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Microsoft、Android版「OneDrive」アプリの改善を発表 ~8月上旬から順次導入

アップロードの進捗状況が改善。3Dファイルのプレビュー対応やスキャン機能の改善を計画

Android版「OneDrive」アプリで強化されるスキャン機能

 米Microsoftは7月31日(現地時間)、Android版「OneDrive」アプリに投入する予定の新機能を発表した。いずれも近日中に導入されるという。

 まず、アップロードの進捗状況が改善。手動でファイルをアップロードした際、どのファイルがどれぐらいの速度でアップロードされているのかがわかりやすく表示されるようになる。この改善は8月中に導入される予定。

 次に、3Dファイルをプレビューする機能が追加される。Web版の“OneDrive”ではサムネイル表示やプレビューに対応するファイル形式が300以上にまで拡充されているが、その一部がAndroid版「OneDrive」アプリにも導入される。また、「PowerPoint」ファイルのプレビューについてもパフォーマンスの改善が図られる予定だ。これらは8月上旬にも利用可能になるという。

 最後に、スキャン機能が強化される。Android版「OneDrive」アプリでは、紙の書類を端末のカメラで撮影し、整形・加工してPDFドキュメントにする機能が備わっている。新しいAndroid版「OneDrive」アプリではこの機能の使い勝手が改善されるという。これも8月上旬には導入される予定だ。

現行版「OneDrive」アプリのスキャン機能。紙の書類を端末のカメラで撮影し、整形・加工してPDFドキュメントに

 そのほかにも、“OneDrive”に関するドキュメントを“Microsoft Docs(docs.microsoft.com)”に集約。“OneDrive Documentation Hub”でエンドユーザー向けのヘルプや開発者・管理者向けのマニュアルなどをまとめて閲覧できるようになった。“Microsoft Docs”は“GitHub”上に構築されており、間違いの修正リクエストや改善の提案を手軽に送ることができる。また、Web版“OneDrive”でファイル・フォルダーの並び替えオプションを記憶できるようになっているという。