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TwitterのUser Streams APIがとうとう廃止へ ~断続的な停止を挟みながら23日に完全終了

既存のクライアントソフトの多くが大規模な改修・開発の終了を余儀なくされる

同社の開発者フォーラム

 米Twitterは8月16日(現地時間、以下同)より、“User Streams”や“Site Streams”などのTwitter APIを廃止する。その具体的なスケジュールが14日、同社の開発者フォーラムで公表された。

 “User Streams”は、タイムラインへ次から次へと投稿される新着ツイートの“流れ(Stream)”をリアルタイムに受信できる機能。わざわざサーバーに対してデータを要求(リクエスト)する必要のある“REST API”と異なり、一旦接続を確立してしまえばツイートを自動で“垂れ流す”ことができるのが特徴。“REST API”でたびたび問題となった利用回数制限の影響を受けない点も魅力で、多くのTwitterクライアントソフトに導入されていた。

 今回のAPI廃止は“Account Activity API”への移行に伴うもの。ダイレクトメッセージ(DM)APIについても変更が加えられており、既存のクライアントソフトの多くは大規模な改修を余儀なくされる。開発の継続を断念したクライアントソフトも少なくない。

 同社によると、“User Streams API”は8月16日にいきなりシャットダウンされるわけではない。断続的にサービスを中断させながら(flickering)、開発者と利用者に廃止を通知するという。

  • 8月16日午後4時(協定世界時、日本時間8月17日午前1時)より、6時間ごとに1時間、“User Streams”や“Site Streams”が停止される(1時間オフ、5時間オン)
  • 8月20日午前0時(協定世界時、日本時間8月20日午前9時)より、6時間ごとに2時間停止(2時間オフ、4時間オン)
  • 8月22日午前0時(協定世界時、日本時間8月22日午前9時)より、6時間ごとに3時間停止(3時間オフ、3時間オン)
  • 8月23日午後4時(協定世界時、日本時間8月24日午前1時)に、APIが完全にシャットダウンされる

 APIの停止中は、以下のメッセージとともにステータスコード“410”が返されるとのこと。

The Site Streams and User Streams endpoints have been turned off. Please migrate to alternate APIs. See https://t.co/usss

 また、従来のDM APIに関しても、1カ月間“flickering”が実施されるという。ベータ版“Account Activity API”に関しては“flickering”期間は設けられてない。