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TwitterのUser Streams API廃止に伴いリアルタイム更新機能を廃止した「Tween」v1.7.2.0

“REST API”経由でツイートの定期取得が可能、更新間隔などの調整を推奨

「Tween」v1.7.2.0

 老舗のTwitterクライアント「Tween」の最新版v1.7.2.0が、17日に公開された。本バージョンでは、Twitterの“User Streams API”廃止に伴い、タイムラインのリアルタイム更新機能が削除されている。

 前バージョンの1.7.1.0でも“User Streams API”が利用できない場合は“REST API”経由でツイートの定期取得を行うようになっているため、最新版に更新しなくてもツイートの取得は行えるという。定期取得を行う場合はAPI制限を超えないよう更新間隔や1回の取得件数の設定を調節することが推奨されている。

[設定]ダイアログの[更新間隔]画面
[設定]ダイアログの[取得件数]画面

 なお、Twitter社はスパム投稿などを抑止するため、アプリごとにAPIへのアクセスを厳しく制限することを予告しているが、作者によると「Tween」はこの制限を回避するための申請を行っており、現在回答待ちの状態とのこと。

 「Tween」は、10年以上の開発歴を持つ老舗のTwitterクライアントソフト。64bit版を含むWindows XP/Vista/7/8/8.1/10に対応するフリーソフトで、現在本ソフトの公式サイトや窓の杜ライブラリからダウンロードできる。

ソフトウェア情報

「Tween」
【著作権者】
kiri_feather 氏
【対応OS】
64bit版を含むWindows XP/Vista/7/8/8.1/10
【ソフト種別】
フリーソフト
【バージョン】
1.7.2.0(18/08/17)