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Windows 10版「Twitter」アプリが動画の自動再生に対応、キーボードショートカットも拡充

DMのセカンダリ受信トレイ[メッセージリクエスト]も導入へ

 米Twitterは8月27日(現地時間)、PWA版「Twitter」をアップデートした。ダイレクトメッセージ(DM)のセカンダリ受信トレイ[メッセージリクエスト]が利用可能になるなどの改善が盛り込まれている。

 PWA版「Twitter」は、データ通信量を最小限に抑え、貧弱なネットワークでも快適に利用できるよう設計された軽量版“Twitter”である“Twitter Lite(mobile.twitter.com)”を、デスクトップアプリ・モバイルアプリとして利用できるようにしたもの。Windows 10向け「Twitter」アプリ、Android向け「Twitter Lite」アプリ、Linuxベースのフィーチャーフォン(ガラケー)向けOS「KaiOS」用の「Twitter」アプリが該当する。ベースはWebアプリだが、通知やジャンプリスト、[共有]機能といったOSネイティブ機能にも一部対応しており、Webブラウザーで利用するよりも使いやすくなっている(参考記事)。

PWA版「Twitter」で[メッセージリクエスト]が利用可能に

 今回のアップデートで追加された[メッセージリクエスト]は、“未承認”のDMがストックされる第2の受信トレイだ(参考記事)。

 “Twitter”ではフォローしていないユーザーからもDMを受信できるが、そうしたDMで友達からのDMが埋もれてしまうのは困る。そこで、フォローしていないユーザーからのDMは“未承認”とマークされ、[承認する]ボタンを押すまではメインの受信トレイに表示されないようになっている。

 新規の承認リクエストがある場合は、[メッセージリクエスト]に件数が表示される。“未承認”のDMは[削除]することもできるが、それが相手に知られることはないという。

 また、デスクトップ(Windows 10向け「Twitter」アプリ)では、ビデオの自動再生と新しいキーボードショートカットが利用できるようになった。ビデオの自動再生は、[設定とプライバシー]画面の[データ通信量]-[動画の自動再生]セクションで無効化することも可能だ。そのほかにも、タッチデバイスでメディアビューワーが改善。ボタン類がメディアの上にオーバーレイ表示されるようになり、メディアがより大きく表示されるようになった。ネイティブアプリと同様、画面をタップすればボタン類へアクセスすることができる。

[設定とプライバシー]画面の[データ通信量]-[動画の自動再生]セクション
新しいキーボードショートカットが利用できるように