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ゲームパッドでマウス・キー操作ができる「JoyToKey」v6.0が公開 ~音量キーなどに対応

音声のミュートやメディアの再生などをゲームパッドで実現

「JoyToKey」v6.0

 キーボードやマウスの操作をゲームパッドに割り当てられるツール「JoyToKey」の最新版v6.0が、9月9日に公開された。最新版の主な変更点は、新たにボリュームコントロールキーやメディアキー、[ScrollLock]キーなどをゲームパッドのボタンに割り当てられるようになったこと。

 「JoyToKey」は、キーボードの各キー入力や、マウスのボタンクリック、さらにはマウスカーソルの移動といった操作を、ゲームパッドの好きなボタンへ自由に割り当てられるツール。ボタンの割り当て設定を複数作成し、ゲームやアプリに関連付けるすることが可能で、プレイするゲームなどによって自動で切り替えられる。ゲームだけでなく、アプリでよく使うショートカットキーをゲームパッドに割り当てて、サブキーボードとして利用するといった使い方も可能だ。

 今回、ボリュームコントロールキー(音量を上げる・下げる・ミュート)やメディアキー(再生・停止・次の曲・前の曲)に対応したことで、ビデオや音楽を再生する際のリモコンとしてゲームパッドを利用できるようになった。メディアキーがないキーボードを使用している際にも、各ボタンのキー割り当て設定ダイアログの[特殊なキーコードの割り当て]領域で、プルダウンメニューからメディアキーを割り当てることが可能だ。

各ボタンのキー割り当て設定ダイアログ

 そのほか、タスクトレイアイコンのクリックでゲームパッドの再検出ができるようになるなどの仕様変更が行われている。また、Windows 10でカーソルキーをゲームパッドのボタンに割り当てた際に発生する不具合の対策などが施されている。

 「JoyToKey」は、Windows XP/Vista/7/8/10に対応する720円(税込み)のシェアウェアだが、試用制限なしですべての機能を利用可能。現在、作者のWebサイトや窓の杜ライブラリからダウンロードできる。

ソフトウェア情報

「JoyToKey」
【著作権者】
JTK 氏
【対応OS】
Windows XP/Vista/7/8/10
【ソフト種別】
シェアウェア 720円(税込み、試用制限なしですべての機能を利用可能)
【バージョン】
6.0(18/09/09)