ニュース

スポンサー提供コンテンツの提案をON/OFFできるようになった「Opera 56」が公開

ビデオポップアウトにボリュームコントロールが表示されるように

「Opera 56」

 ノルウェーのOpera Softwareは9月25日(現地時間)、デスクトップ向けWebブラウザー「Opera」の最新安定版「Opera 56」を正式公開した。今回のアップデートでは、スタートページやブックマークのスポンサー提供コンテンツのサジェストを停止できる設定が追加されるなど、設定ページの機能強化と整理などが施されている。

 まず、設定ページが[基本設定]と[詳細ツール]に分けられ、[詳細ツール]を展開すると[プライバリーとセキュリティ][機能][ブラウザ]カテゴリが現れるようになった。各カテゴリをクリックすると当該の設定項目へジャンプする仕組み。

設定ページが刷新

 スポンサー提供コンテンツのサジェストは、[ブラウザ]ジャンルの[スタートページ]領域にある[推奨されたスピードダイヤルとブックマークを受け取る]スイッチでON/OFFを切り替えられる。また、[ブラウザ]ジャンルの[ユーザーインターフェイス]領域に[アクティブなタブをクリックし、スクロールしてトップに移動]スイッチが追加され、現在表示しているタブのクリックでページの最上部へジャンプする機能のON/OFFを切り替えられるようになった。

[推奨されたスピードダイヤルとブックマークを受け取る]スイッチ
[アクティブなタブをクリックし、スクロールしてトップに移動]スイッチ

 さらに、YouTubeなどの動画を別ウィンドウに分離して視聴できる“ビデオポップアウト”に音量を調節できるスライダーが追加された。これまでも音声のミュートは可能だったが、より細かい音量の調整が“ビデオポップアウト”だけで行えるようになっている。

“ビデオポップアウト”に音量を調節できるスライダーが追加

 そのほか、ページを拡大・縮小した際にアドレスバー右側へアイコンが表示され、アイコンから表示されるポップアップ上から拡大率の変更やリセットができるようになるなどの変更が施されている。

 「Opera」はWindows/Mac/Linuxなどに対応するフリーソフトで、現在同社のWebサイトからダウンロード可能。Windows版は窓の杜ライブラリからダウンロードすることもできる。すでにインストール済みの場合は、自動更新機能を利用してアップデートすることも可能。