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「Adobe Photoshop CC」に脆弱性 ~Adobeがセキュリティ情報を公開

境界外読み取りの欠陥により情報が漏洩する恐れ

公開したセキュリティ情報“APSB18-43”

 米Adobe Systemsは11月13日(現地時間)、フォトレタッチソフト「Adobe Photoshop CC」に脆弱性が存在することを明らかにした。

 同社の公開したセキュリティ情報(APSB18-43)によると、今回修正された脆弱性はCVE番号ベースで1件(CVE-2018-15980)。境界外読み取りの欠陥により情報が漏洩する恐れがあるとのことで、同社基準で3段階中2番目に高い“Important”の深刻度と評価されている。

 本脆弱性はWindows/Mac版「Photoshop CC」v19.1.6およびそれ以前のバージョンに影響する。過去に悪用された事例がないため、適用優先度は“3”と低めに設定されているが、ユーザーの都合のいいタイミングでそれぞれv20.0、v19.1.7へアップデートすることが推奨されている。