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Mozilla、「Firefox」v65.0.1を公開

不具合とセキュリティ問題に対処したメンテナンスアップデート、脆弱性を3件修正

「Firefox」v65.0.1

 Mozillaは2月12日(米国時間)、Webブラウザー「Firefox」のデスクトップ向け最新安定版v65.0.1を公開した。本バージョンは、不具合とセキュリティ問題に対処したメンテナンスアップデートとなっている。

 Mozillaが公開したセキュリティ情報(MFSA2019-04)によると、今回のアップデートで修正された脆弱性はCVE番号ベースで3件。グラフィックスライブラリ「Skia」における解放後メモリ利用(Use-after-free)と整数オーバーフローの欠陥、“canvas”要素で同一生成元ポリシーに反してクロスオリジン画像を読み取れてしまう問題が修正された。深刻度は、いずれもMozillaの基準で4段階中上から2番目の“High”と判定されている。

 そのほかにも、“Netflix”のインタラクティブビデオを再生する際に発生していた問題が解決されたほか、色管理がmacOSで機能していなかった問題、“WebRTC”における不具合などが修正されている。

 「Firefox」はWindows/Mac/Linuxなどに対応する寄付歓迎のフリーソフトで、現在MozillaのWebサイトからダウンロード可能。Windows版は窓の杜ライブラリからもダウンロードできる。すでにインストールされている場合は更新機能を利用してアップデートすることも可能。