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「Google Chrome 73」が正式公開 ~Mac版でPWAとダーク モードがサポートされる

脆弱性の修正は60件

「Google Chrome」v73.0.3683.75

 米Googleは3月12日(現地時間)、「Google Chrome 73」デスクトップ版を正式リリースした。Windows/Mac/Linuxに対応するフリーソフトで、現在、同社のWebサイトからダウンロード可能。Windows版は64bit版を含むWindows 7/8/8.1/10で利用できる。

 「Google Chrome 73」では、“プログレッシブ Web アプリ(PWA)”がMacでもサポートされた。“PWA”とは、WebアプリをOSへインストールし、ネイティブアプリのように使えるようにする仕組み(参考記事)。もともとはモバイル向けの技術だったが、Webブラウザーとは独立したウィンドウで扱えるほか、アプリストアから簡単にインストールできるようになる(ストアへの登録が必要)など、デスクトップでも有用だ。Macでサポートされたことにより、すべてのデスクトッププラットフォーム(Windows、Mac、Linux、およびChrome OS)でようやくPWAが利用できるようになった。

 また、Macで“ダーク モード”がサポートされた。「macOS Mojave」の「システム環境設定」ダイアログの[一般]セクションで外観モードを“ダーク”へ切り替えれば、OSの配色にあわせて「Google Chrome」のタイトルバーやタブ、ツールバーの背景が黒基調になる。なお、Windows版「Google Chrome」でも“ダーク モード”はサポートされる予定だ。

Macで“ダーク モード”がサポート

 そのほかにも、AMPコンテンツのURLが所有者のドメインにならない問題などを解決するのに役立つ“Signed HTTP Exchanges(SXG)”や、スタイルを動的に生成して再利用を容易にする“Constructable Stylesheets”といった技術がサポートされた。また、String型のプロトタイプに正規表現にマッチする文字列の配列を返す“matchAll()”メソッドが追加された。

 なお、本バージョン60件の脆弱性が修正されているので注意。脆弱性の深刻度の内訳は、同社基準で4段階中上から2番目の“High”が6件、上から3番目の“Medium”が10件、最低の“Low”が2件などとなっている。