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リモートでのペアプロ・デバッグを実現する「Visual Studio Live Share」が正式版に

C++/Pythonもサポートして「Visual Studio 2019」に標準搭載

Microsoft、「Visual Studio Live Share」の正式リリースを発表

 米Microsoftは4月2日(現地時間)、「Visual Studio Live Share」の正式リリースを発表した。「Visual Studio 2019」にビルトインされているため、簡単に始められる。

 「Visual Studio Live Share」は、「Visual Studio」や「Visual Studio Code」のコーディングセッションをオンラインでリアルタイム共有するソリューション。あらかじめリポジトリからソースコードをクローンしておいたり、開発ツールや設定、環境を揃えたりしなくても、手軽にコラボレーションを開始することが可能。ペアプログラミングやコードレビューだけでなく、プレゼンテーションや大学での講義、ハッカソンなどにも役立つ。

 2017年11月の発表以降、約1年半のプレビューテストを経て、読み取り専用モードの追加、C++/Python言語のサポート、ゲストからデバッグセッションを開始する機能の実装などが実施された。「OzCode」や「CodeStream」といったサードパーティー製拡張機能のサポートも拡充されている。