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Mozilla、Qualcomm Snapdragon対応の「Firefox」をWindows 10向けにベータ公開

ARM64アーキテクチャーのCPUでネイティブ動作

Mozillaの公式ブログ“Future Releases”

 Mozillaは4月11日(米国時間)、“Qualcomm Snapdragon”CPUを搭載したWindows 10向けに「Firefox」のベータ版をリリースしたことを発表した。ARM64アーキテクチャーのCPUでネイティブ動作する「Firefox」の開発は昨年12月に発表されていたが、“Beta”チャンネルで公開されたのは今回が初めて。

 Snapdragon CPUとARM版Windows 10を組み合わせた“Always Connected PC”は薄型、ファンレス、軽量でバッテリー寿命が長く、高速なモバイル回線による常時接続が可能。少し非力だが、出先での利用が多いユーザーには最適な選択肢といえる。問題はARM CPUにネイティブ対応するソフトウェア資産が少ない点だが、ARM版Windows 10はx86エミュレーション機能が備わっており、Intel CPU向けにコンパイルされたx86バイナリがそのまま動作するので心配は無用だ。

 とはいえ、パフォーマンスとバッテリー駆動時間を考えれば、ネイティブで動作するに越したことはない。ARM64版「Firefox」はマルチコアCPUを活用すべく刷新された「Firefox Quantum」をベースとしており、Snapdragon CPUのパフォーマンスを効率的に引き出すことができる。

 Windows 10向け「Firefox」のARM64版は、現在“Beta”チャンネルの配布ページからダウンロード可能。