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Linuxディストロ「openSUSE Leap 15.1」が“Microsoft Store”に登場

コミュニティでメンテナンスされている「SUSE」の最新安定版

Linuxディストリビューション「openSUSE Leap 15.1」が“Microsoft Store”に登場

 Linuxディストリビューション「openSUSE Leap 15.1」が、5月27日に“Microsoft Store”でリリースされた。現在、無償でダウンロード可能。

 「SUSE」は、古参の“Slackware”系Linuxディストリビューション。エンタープライズ向けの「SUSE Linux Enterprise(SLE)」とコミュニティベースで開発が進められている「openSUSE」が存在し、「Leap」はその「openSUSE」の安定版に相当する。

 「openSUSE Leap 15.1」は、5月21日(ドイツ時間)にリリースされたばかりの最新版「openSUSE」。「Linux 4.12」カーネルがベースとなりグラフィックス性能が向上したほか、パッケージ管理・設定ツール「YaST」の改善、セキュリティとメンテナンス性の向上、デスクトップ環境やコンテナー対応の強化などが図られた。

 “Microsoft Store”ではときどき公式のものではないイメージが配布されることがあるが、今回リリースされた「openSUSE Leap 15.1」は以前のリリースと配布元が同じなので、“openSUSE”プロジェクトの手になるものと思われる。

 なお、「openSUSE」のバージョンは「Leap 42」の次から「SUSE Linux Enterprise」に合わせて“15”、“15.1”とナンバリングされるようになった。“Microsoft Store”では現在、「openSUSE Leap 15.1」と「SUSE Linux Enterprise Server 15」が利用可能だ。

ソフトウェア情報

「openSUSE-Leap-15-1」
【著作権者】
SUSE LLC, openSUSE Contributors & others.
【対応OS】
Windows 10
【ソフト種別】
フリーソフト
【バージョン】
1.1.0.0