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ユーザーの表情に合わせて動くキャラを作成 ~MicrosoftがAndroidキーボードアプリでテスト

iPhone/iPadでお馴染みの“アニ文字(Animoji)”によく似た機能

「SwiftKey Beta」へ追加された“Puppets”機能

 米Microsoft傘下のTouchTypeは7月4日(現地時間)、Android向けに提供している無償キーボードアプリ「SwiftKey Beta」へ“Puppets”機能を追加したと発表した。ユーザーの表情や頭の動きを模倣した仮想キャラクターを作成できる、iPhone/iPadでお馴染みの“アニ文字(Animoji)”によく似た機能だ。

 “Puppets”機能を利用するには、まず「SwiftKey」の入力候補バー左端にある[+]ボタンを押し、ツールバーへアクセスする。次に、設定(歯車)アイコンの右隣にある“Puppets”アイコンをタップしよう。すると、入力パネルが“Puppets”の作成画面に切り替わる。

 “Puppets”では現在、パンダ・ネコ・恐竜・イヌ・フクロウの5つの仮想キャラクターがサポートされている。好みのキャラクターをダウンロード・選択したら、スマートフォンの前面カメラに向かって目を閉じたり、口を開けたり、頭を振ったりしてみよう。すると、その動きに応じてキャラクターも動作するのがわかるだろう。

ツールバーの“Puppets”アイコンをタップして作成画面へアクセス
パンダ・ネコ・恐竜・イヌ・フクロウの5つから好みのキャラクターを選択

 あとは作成画面右下にあるボタンを押し、動きと声を録画・録音すれば作業は完了(記録可能な時間は最大で1分間)。表情豊かにしゃべる動物キャラクターができあがる。作成した“Puppets”は、Androidの共有機能を介してさまざまなアプリケーションで送信できる。特定のアプリに縛られないのは魅力だ。

 “アニ文字”との最大の違いは、深度センサーを搭載しないカメラでも利用できることだ。多数のボランティアの協力でディープニューラルネットワーク(DNN)を訓練し、あアプリに組み込むことで、一般的なRGBカメラでも顔の識別が可能になったという。

Introducing Puppets (SwiftKey Beta for Android)

ソフトウェア情報

「SwiftKey Beta」
【著作権者】
SwiftKey
【対応OS】
Android 5.0以降
【ソフト種別】
フリーソフト
【バージョン】
7.3.4.17(19/07/04)