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1件の脆弱性を修正した「Wireshark」v3.0.4/v2.6.11が公開
v2.4系統は提供終了
2019年9月12日 13:00
オープンソースのネットワークプロトコルアナライザー「Wireshark」の最新安定版v3.0.4が、9月11日に公開された。本バージョンは不具合への対策が中心のメンテナンスアップデート。「Qt」や「Npcap」がアップデートされたほか、脆弱性の修正も行われている。
リリースノートによると、今回修正された脆弱性は1件(CVE番号の割り当てはなし)。“Gryphon”プロトコルのディセクターが無限ループに陥る不具合が解決された。本脆弱性は旧バージョンにも影響するため、修正版のv2.6.11が同日付けでリリースされている。
「Wireshark」はWindows/Mac/Linuxなどに対応しており、現在ソースコードとWindows/Mac向けのインストーラーが本ソフトの公式サイトから無償でダウンロード可能。また、Windows向け最新安定版のインストーラーは窓の杜ライブラリからもダウンロードできる。
なお、v2.4系統は7月19日で初回リリースから2年を迎え、サポート期間が満了した。新しいバージョンの提供はないので、後継バージョンへの移行が必要だ。
ソフトウェア情報
- 「Wireshark」Windows向け安定版
- 【著作権者】
- Gerald Combs and contributors
- 【対応OS】
- Windows 7/8/10およびWindows Server 2008 R2/2012/2012 R2/2016/2019
- 【ソフト種別】
- フリーソフト
- 【バージョン】
- 3.0.4(19/9/11)