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無料Webブラウザー「Kinza」v5.9.3が公開 ~一部環境におけるXSSの脆弱性を修正
Content Security Policy(CSP)を無効化した環境のみに影響
2019年12月9日 15:33
Dayz(株)は12月6日、「Chromium」ベースの国産Webブラウザー「Kinza」の最新版v5.9.3を公開した。本バージョンでは、ベースとなる「Chromium」がv78.0.3904.129へ更新されたほか、「Kinza」独自の1件の脆弱性が修正されている。
修正されたのは、RSSリーダー機能(kinza://reader)におけるクロスサイトスクリプティングの脆弱性で、Content Security Policy(CSP)を無効化した環境のみに影響する。CSPはデフォルトで有効になっており、明示的に無効化していない限り問題はないが、念のためアップデートしておいた方がよいだろう。
「Kinza」は、Windows/Macに対応するフリーソフトで、現在、公式サイトからダウンロード可能。Windows版はWindows 7/8/8.1/10に対応しており、窓の杜ライブラリからもダウンロードできる。
ソフトウェア情報
- 「Kinza」Windows版
- 【著作権者】
- Dayz(株)
- 【対応OS】
- Windows 7/8/8.1/10
- 【ソフト種別】
- フリーソフト
- 【バージョン】
- 5.9.3(19/12/06)