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タスク管理サービス「Wunderlist」が2020年5月6日で終了 ~「Microsoft To-Do」への移行を

新規登録はすでに停止

タスク管理サービス「Wunderlist」が2020年5月6日で終了

 独6 Wunderkinder GmbHは12月9日(現地時間、以下同)、タスク管理サービス「Wunderlist」を2020年5月6日に終了すると発表した。「Microsoft To Do」への移行が推奨されている。

 「Wunderlist」は、“やらなければいけないこと(ToDo)”を記録しておけるタスク管理サービス。家族や友人とタスクリストを共有し、メンバーとタスクについて話し合えるコメント機能やプッシュ通知機能などを搭載するのが特長。プッシュ通知にも対応しており、クライアントアプリはデスクトップからモバイルまでを幅広くサポートしていた。2015年にMicrosoftによって買収され、今はその傘下にある。

 「Wunderlist」の新規登録は、すでに終了している。2020年5月6日のシャットダウン後は、リスト・タスクの更新や編集が行えなくなるため、それまでに「Microsoft To-Do」へ移行することが推奨されている。「Microsoft To-Do」は「Wunderlist」のチームが開発しており、9月のメジャーアップデートで大きな機能強化を果たした。「Wunderlist」で利用できた機能の多くは、「Microsoft To-Do」でも利用可能だ。

「Wunderlist」と「Microsoft To-Do」の機能比較

 「Wunderlist」から「Microsoft To-Do」へ移行するには、「Microsoft To-Do」に搭載されているインポート機能を利用すればよい。“export.wunderlist.com”を利用してリスト、タスク、サブタスク、ファイル、コメント、メモをすべてZIPファイルにまとめて保存することもできる。

「Microsoft To-Do」に搭載されているインポート機能
“export.wunderlist.com”でデータをエクスポートすることも可能