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「Microsoft To-Do」に自然言語の認識機能 ~期限・リマインダー・繰り返しを自動追加
英語ロケールから順次展開へ
2022年4月7日 06:45
米Microsoftは4月1日(現地時間)、タスク管理アプリ「Microsoft To-Do」のアップデートを発表した。自然言語の認識機能が追加され、「金曜日までにレポートを提出」といったタスクを入力するだけで、「Microsoft To-Do」アプリが自動で期限やリマインダーを金曜日にセットしてくれるようになる。
この機能は現在、v2.66以降のWindows版「Microsoft To-Do」アプリで利用可能。認識できるのは、以下の要素となる。
- 期限:「tomorrow」「Apr 27」「Friday」などと入力することで期限を設定
- リマインダー:「tomorrow 5pm」「Apr 27 10am」「Friday noon」などと時刻まで入力すると、リマインダーが追加される
- リピート:「daily」、「every Monday」、「daily 5pm」などと入力すると、繰り返しのタスクが追加される
自然言語の認識機能が働くとその部分がハイライトされ、誤認識であれば[Backspace]キーで無効化できる。たとえば、「buy food for April」(ペットのエイプリルの餌を買う)と入力すると「April」がハイライトされ、「4月1日」が期限に設定されるが、[Backspace]キーを押せば期限を取り消すことができる。
なお、この機能が利用できるのは現在のとこと英語ロケールのみだ。同社は対応言語の拡充に取り組むとしている。
「Microsoft To-Do」は、同社が買収した「Wunderlist」をベースとしたタスク管理サービス。やるべきこと(タスク)を登録して消化するうちに、その日に優先して処理すべきタスクを提案してくれるサジェスト機能が特徴。サジェスト機能の助けを借りながら一日の計画を「今日の予定」リストで管理することで、自然とタスク管理を習慣化できるように設計されている。そのほかにもリストの共有やダークテーマ、手書き入力、ファイルの添付などをサポートしており、Windows 10以外にもMac、iOS/Android、Webで利用できる。
ソフトウェア情報
- 「Microsoft To-Do」Windows版
- 【著作権者】
- Microsoft Corporation
- 【対応OS】
- Windows 10/11
- 【ソフト種別】
- フリーソフト
- 【バージョン】
- 2.66.5751.0