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“Gmail”が強化、新規メールに他のメールを複数添付して転送可能に
スレッドを選択して下書きウィンドウにドラッグ&ドロップするだけ
2019年12月10日 15:00
米Googleは12月9日(現地時間、以下同)、“Gmail”の新規メールに他のメールを添付する機能を追加すると発表した。すべての“G Suite”エディションで利用可能。即時リリース方式のドメインでは12月9日から、計画的リリース方式のドメインでは2020年1月6日から段階的にロールアウトされる。
他のメールを引用して新しいメールを送りたい場合、通常は引用や転送を利用する。しかし、複数のメールに言及したメールを作成したいとなると、少し厄介だ。言及したいメールの数だけ内容をコピー・貼り付けて新規メールを作成したり、何度も返信・転送を繰り返す必要があるだろう。そうした問題をスマートに解決するのが、メールの添付だ。
新しい“Gmail”では、スレッドを選択して下書きウィンドウにドラッグ&ドロップするだけでメールを添付できるようになる。添付したいメールを選択した状態で、メール一覧の上部にあるツールバーのオーバーフロー([…]ボタン)から[添付ファイルとして転送]コマンドを実行してもよい。添付可能なメールの数に制限はない。
添付されたメールはEML形式(*.eml)で送られ、対応するメーラーであれば開いて中身を閲覧できる。“Gmail”の場合は、ポップアップウィンドウで添付されたEMLメールを開ける。