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Apple、「macOS Catalina 10.15.3」を正式リリース ~「Safari 13.0.5」を搭載

「Mojave 10.14.6」「High Sierra 10.13.6」も対象のセキュリティ更新

Apple、「macOS Catalina 10.15.3」を正式リリース

 米Appleは1月28日(現地時間)、「macOS Catalina 10.15.3」を正式リリースした。安定性や信頼性、パフォーマンスの向上が図られたほか、以下の不具合が修正されている。

  • macOSを使用したSDRワークフローで、Pro Display XDRの低位グレイレベルのガンマ処理を最適化
  • 16インチMacBook Pro(2019)で、HEVCおよびH.264でエンコードされた4Kビデオをマルチストリームビデオ編集する際のパフォーマンスを改善
  • Safari 13.0.5

 セキュリティ修正は「macOS Catalina 10.15.3」に加え、「macOS Mojave 10.14.6」と「macOS High Sierra 10.13.6」が対象(Security Update 2020-001)。任意コードの実行やセキュリティ機構“Gatekeeper”のパイパスなど、CVE番号ベースで32件の脆弱性が修正された。

 なお、macOS向け「Safari 13.0.5」で修正された脆弱性は、CVE番号ベースで2件。アドレスバーのなりすましと、ローカルユーザーが知らないうちに暗号化されていないパスワードを送出してしまう欠陥が解決されている。