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Web版“Google ドキュメント”でスペルミスのオートコレクト機能が利用可能に
わざわざ修正のためにテキスト入力を中断せずとも、自動で正しく変換されていく
2020年2月19日 13:00
米Googleは2月18日(現地時間、以下同)、Web版の“Google ドキュメント”で自動修正機能が利用できるようになったと発表した。“G Suite”のユーザーだけでなく、個人の“Google アカウント”ユーザーも利用可能。即時リリース方式の場合は同日より、計画的リリース方式(既定)の場合は3月3日より段階的にリリースされる。
同社は昨年、“Gmail”に機械学習ベースのスペルチェックとオートコレクト機能を導入しているが、今回“Google ドキュメント”に追加されたのはこれを応用したものだ。入力する文章にスペルチェックを見つけると、“Google ドキュメント”は灰色の破線を残してこれを自動で修正する。そのため、ユーザーはわざわざ修正のためにテキスト入力を中断しなくてよい。無視して入力を続ければ、いずれこの破線は消える。
スペルチェックの自動修正が誤っている場合は、[Backspace]キーで元に戻すことが可能。オートコレクトされた単語にマウスカーソルを移動させて[元に戻す]コマンドを利用してもよい。
なお、対応言語は明らかでないが、“Gmail”のオートコレクト機能は今のところ英語のみの対応となっており、“Google ドキュメント”もそれに準ずるとみられる。とはいえ、英文を書くことの多いユーザーにとってはありがたい機能と言えるだろう。