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N中等部・N高、新型コロナウイルスの感染拡大をうけてオンライン登校を期間限定で実施

ビデオ会議ツール「Zoom」を活用して出欠を管理。授業も「Zoom」と“G Suite”で

N中等部のニュースリリース

 学校法人角川ドワンゴ学園 N中等部(以下、N中等部)は2月21日、25日から28日の4日間を自宅からのオンライン登校に切り替えると発表した。N高等学校(以下、N高)でも同様の施策がとられる。全国から卒業生、保護者、教職員ら1,000人以上の参加が見込まれる“令和元年度 N高卒業式”(3月18日)に関しても、オンラインのみで執り行う。

 この施策は、新型コロナウイルスの感染拡大をうけてのもの。現時点ではまだ通学コースの生徒の登校・出席を停止しなければならない事態にはなっていないが、今後も感染が拡大して登校が難しくなる可能性を考慮し、オンラインを通じて自宅から授業を受ける試みを開始するという。

 具体的には、登下校をビデオ会議ツール「Zoom」や「GoogleForm」で管理。朝礼と終礼も「Zoom」や「Slack」を通じ、学校からのお知らせや1日のスケジュール、注意事項などを教職員が伝える。

 N中等部の“21世紀型スキル”やN高等学校の“プロジェクトN”の授業についても、「Zoom」で個別およびグループでの活動を進めるとのこと。成果物に関しては、Google社の提供する“G suite for Education”を活用し、クラウド上でデータを共有する。

 その他の授業についてもキャンパスごとに「Zoom」を繋ぎ、学習している様子を映像で共有。N中等部では、“G suite for Education”を活用して授業前に生徒は目標設定をし、学習後振り返りを日誌に記入して学びの定着を図るほか、N高等学校ではわからないところがあった場合は「Slack」などで教職員及びティーチングアシスタントとコミュニケーションを取り、解決していくという。

 なお、状況により実施期間を延長する可能性もあるとのこと。N中等部およびN高等学校は引き続き情報収集に努め、適切な対応を講ずるとしている。