Excelの面倒な操作をラクにする無料アドイン「SuperXLe Basic」v6.0が公開

「SuperXLe Basic」v6.0

　Excelを使った業務に使える汎用的な機能が100種類以上まとめられたアドイン「SuperXLe Basic」v6.0が、3月10日に公開された。最新版の主な変更点は、指定列のデータでグループ分けしてストライプ状に背景色を付ける“グループ毎の行単位色塗り”機能を追加したこと。

　“グループ毎の行単位色塗り”機能は、Excelに追加される［SuperXLe Basic］リボンの［ファイル・シート］エリアにある［シート］ボタンから［グループ毎の行単位色塗り］コマンドを選択することで利用可能。背景色を塗る際にグループ名が入力された列が追加される仕様で、この列を削除すると背景色が消えてしまうため、不要な場合は非表示にするとよいだろう。

［グループ毎の行単位色塗り］コマンドを選択

背景色の指定や自動で付加されるグループ名の命名規則などを設定するダイアログが表示される。［グループ番号挿入列入力へ］ボタンを押すと次の操作へ進める

グループ名を自動入力する列を追加する右にある列を指定

グループ分けに使うデータが入力された列を指定

グループ分けに使うデータが入力されている一番上の行を指定

グループ分けが行われ、背景色がストライプ状に付けられる

　そのほか、Excelの［セキュリティ センター］ダイアログの［マクロの設定］画面にある［VBA プロジェクト オブジェクト モデルへのアクセスを信頼する］オプションがOFFでも動作するようになるなどの変更が施されている。

　「SuperXLe Basic」は、Windowsに対応するフリーソフトで、Excel 2010/2013/2016/2019上で利用できる。現在、作者のWebサイトや窓の杜ライブラリからダウンロード可能だ。