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視線制御の設定画面がアップデート~「Windows 10」Build 19582が“Fast”リングで公開
そのほかにも、多くの不具合が修正
2020年3月13日 10:00
米Microsoftは3月12日(現地時間)、「Windows 10 Insider Preview」Build 19582を“Windows Insider Program”の“Fast”リングに参加するユーザーに対して公開した。“Windows Update”を介して最新ビルドへアップデートできる。
Build 19582では、視線制御(Eye Control)の設定画面がアップデート。操作性を高めるため、余白が広げられた。Windows 10では視線追跡デバイスによる入力を試験的にサポートしており、筋萎縮性側索硬化症(ALS)などを患い、身体の自由に著しい制限を抱えていても、目線の動きだけでマウス操作が可能。この機能を活用したフリーゲーム
“Eyes First”も提供されている。
そのほかにも、多くの不具合が修正された。「スマホ同期」アプリにいくつかの新機能と改善が導入されたこともアナウンスされている。
“Windows Insider Program”の“Fast”リングでは、開発ブランチ(rs_prerelease)のビルドが直接提供される。さまざまな新機能が先行実装されているが、このビルドは「Windows 10」のリリースサイクルとは紐づけられておらず、そのまま次期バージョンの「Windows 10」に採用されるとは限らないので注意したい。