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プロキシを自動検出・設定、イシューの作成にも対応した「GitHub Desktop 2.4」がリリース

ベータテストされていた“ダーク テーマ”も正式版に

「GitHub Desktop」v2.4.0。ベータテストされていた“ダーク テーマ”も正式版に

 米GitHubは3月25日(現地時間)、公式クライアントアプリ「GitHub Desktop 2.4」を正式リリースした。Windows/Macに対応しており、現在本ソフトの公式サイトから無償でダウンロードできる。

 「GitHub Desktop」は、“GitHub”公式のデスクトップクライアントソフト。リポジトリをGUIで管理できるほか、“GitHub Flow”を用いた開発がシームレスに行えるように設計されている。

 最新版の「GitHub Desktop 2.4」では、プロキシ環境への対応を強化。システムから自動でプロキシ設定を取得し、「Git」の設定を書き換える機能が追加された。“ホストを解決できない”というエラーに煩わされたり、Webを検索して「Git」のプロキシ設定を書き換える方法を調べる手間がなくなる。

 また、[Repository]メニューに[Create issue on GitHub](GitHub でイシューを作成する)コマンドが追加された。「Git」「GitHub」の操作中に機能改善や問題を発見したとき、すぐにイシューを作成できる。[Ctrl]+[Shift]+[I]キーというショートカットも用意されているので、覚えておくと作業効率の向上が見込める。

イシューの作成にも対応

 そのほかにも、Windows版のシェルとして「Windows Terminal」がサポートされた。Mac版では「IntelliJ Idea」が外部エディターとして利用できる。ベータテストされていた“ダーク テーマ”も安定版としてリリース。「GitHub Desktop」アプリだけに“ダーク テーマ”を適用することも、OSの設定と連動させることもできる。

Windows版のシェルとして「Windows Terminal」がサポート

ソフトウェア情報

「GitHub Desktop」
【著作権者】
GitHub, Inc.
【対応OS】
Windows/Mac
【ソフト種別】
フリーソフト
【バージョン】
2.4.0(20/03/25)