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よくあるうっかりミスを防止する機能が2つ導入された「GitHub Desktop 2.3」

“GitHub”公式のデスクトップクライアントソフト

「GitHub Desktop」v2.3.1

 米GitHubは1月30日(現地時間)、「GitHub Desktop 2.3」を正式リリースした。「GitHub Desktop」は、“GitHub”公式のデスクトップクライアントソフト。リポジトリをGUIで管理できるほか、“GitHub Flow”を用いた開発がシームレスに行えるように設計されている。

 「GitHub Desktop 2.3」は、ちょっとしたミスを未然に防ぐための機能がいくつか追加された。たとえばリポジトリをクローンしてソースコードを編集したのに、リポジトリへの書き込み権限がなく、プッシュできなかったことはないだろうか。最新版ならば、そんな場合でもリポジトリをフォークできる。クローンとフォークをあまり区別しなくて済むため、初心者にとっても優しい改善だ。

クローンしたリポジトリにプッシュできない場合、代わりにフォークする機能を追加

 また、適切なアクセス許可を持たないブランチを変更しようとした際、警告を表示する機能も追加された。新機能の実装や不具合の修正を開始する前に新しいブランチを作成するのを忘れてしまうといった、よくあるうっかりミスを防止できる。警告にはブランチの切り替えリンクも用意されており、新しいブランチを作成して変更を移すのも簡単に行える。

適切なアクセス許可を持たないブランチを変更しようとした際、警告を表示する機能も追加

 そのほかにも、Mac版で「GoLand」を外部エディターで利用できるようにするなどの改善が施されている。

 「GitHub Desktop」はWindows/Macに対応しており、現在本ソフトの公式サイトから無償でダウンロード可能。執筆時現在の最新版は、v2.3.1となっている。

ソフトウェア情報

「GitHub Desktop」
【著作権者】
GitHub, Inc.
【対応OS】
Windows/Mac
【ソフト種別】
フリーソフト
【バージョン】
2.3.1(20/01/30)