ニュース

「GitHub CLI」がベータ版を卒業、一般公開 ~“GitHub”のタスクをスクリプトで自動化

Windows/Mac/Linux対応。「GitHub Enterprise Server」でも利用できる

公式サイト“cli.github.com”

 米GitHubは9月17日(現地時間)、「GitHub CLI 1.0」を一般公開した。「GitHub CLI」はプロジェクトホスティングサービス“GitHub”のタスクをコマンドライン(“gh”コマンド)で行えるようにしたツール。今年初めからベータテストが行われてきた。

 「GitHub CLI」の魅力は、イシューのリストアップやプルリクエストの作成・チェックアウト、リリースの作成といった“GitHub”のタスクをWebブラウザーなしで行える点だ。開発環境やターミナルから離れることなく、手軽にタスクを処理できる。エイリアスを作成して、コマンドを使いやすくすることも可能だ。

 また、スクリプトで自動化できる点も魅力。「GitHub Enterprise Server」(v2.20以降)にも対応しているので、クラウドの“GitHub”だけでなく、オンプレミス環境の自動化にも役立つだろう。

 「GitHub CLI」はWindows/Mac/Linuxに対応しており、公式サイト“cli.github.com”から無償でダウンロード可能。Windows環境であれば「Chocolatey」や「Scoop」、Mac環境であれば「Homebrew」「MacPorts」などを利用してインストールすることもできる。

ソフトウェア情報

「GitHub CLI」
【著作権者】
GitHub, Inc.
【対応OS】
Windows/Mac/Linux(編集部にてWindows 10で動作確認)
【ソフト種別】
フリーソフト
【バージョン】
1.0(20/09/17)