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「Microsoft Teams」のビデオ会議で最大9名のビデオが表示可能に ~4月末までに実装

競合サービスへのキャッチアップを進める

「Microsoft Teams」のビデオ会議で最大9名のビデオが表示可能に

 米Microsoftは4月14日(現地時間)、ビジネスコミュニケーションサービス「Microsoft Teams」のビデオ会議で最大9名の参加者を同時に表示する機能を導入すると発表した。4月末までに実装されるという。

 現在、「Microsoft Teams」のビデオ会議では最後に発言した4人の参加者のビデオしか表示されず、残りのメンバーは下のバーに表示されるアイコンでしか確認できない。フィードバックサイト“UserVoice”では、競合の「Google Hungout」はすべての参加者のビデオが表示されるとして改善を求める意見が投稿されていた。小さくてもよいのでカメラを有効にしているメンバーすべての表情が確認できれば、発言に対する反応がわかりやすくなり、議論も進むだろう。

 このフィードバックに対し、Microsoftの開発者は最大9名まで同時に表示できるようにすると約束。4月末までに実装すると明言した。同社は新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の影響でリモートワークへの需要が高まっていることをうけ、「Microsoft Teams」のビデオ会議機能を積極的に強化している。最近では「Zoom」で人気のカスタム背景機能が実装されたほか、ミーティング中に発言を求めるときに使う挙手アイコンのグローバル展開や、すべての参加者のミーティングを主催者側から終了させる機能をリリースしている。