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「LibreOffice」は次期バージョン「LibreOffice 7.0」でFlashのサポートを廃止

「LibreOffice 7.0」は8月にも正式リリースされる予定

「LibreOffice 7.0」のリリースノート

 フリーのオフィス統合環境「LibreOffice」の開発チームは現在、次期メジャーリリース「LibreOffice 7.0」の準備に取り組んでいる。「LibreOffice 7.0」ではさまざまな新機能や改善が導入される予定だが、その一方で「Adobe Flash Player」のサポート廃止も計画されているようだ。

 Adobeは「Flash Player」の更新と提供は2020年末で終了する予定で、ソフトウェアベンダーはその準備を着々と進めている。「Microsoft Edge」や「Google Chrome」、「Firefox」といったWebブラウザーではFlashコンテンツのサポートが段階的に縮小されているほか、“Google 検索”でもFlashコンテンツのサポートを終了し、単独のSWFファイルがインデックスに登録されなくなっている。

 「LibreOffice 7.0」のリリースノートによると、「LibreOffice 7.0」でも「Macromedia Flash」エクスポートフィルターが削除されるとのこと。リリース計画によると、「LibreOffice 7.0」は5月上旬に機能凍結され、8月にも正式リリースされる予定だ。