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「LibreOffice 6.4.3」「LibreOffice 6.3.6」で1件のセキュリティ改善

暗号化Microsoft Office文書の編集中にクラッシュ・復帰した場合のファイルの扱いを修正

The Document Foundationの脆弱性情報

 The Document Foundationは5月18日(ドイツ時間)、「LibreOffice 6.4.3」「LibreOffice 6.3.6」で1件のセキュリティ改善(CVE-2020-12801)を行ったとを公表した。今回案内された修正は、暗号化された「Microsoft Office」文書を編集している最中に「LibreOffice」がクラッシュしてしまったケースに関するもの。

 「LibreOffice」は異常終了するとドキュメントは自動的に暗号化の上保存され、再起動したときに復号のためのパスワードを要求し、ファイルの復元を行う。しかし、「LibreOffice」標準のODF形式でない場合、復旧されたドキュメントを保存する際に暗号化されないのがデフォルトの設定になっていたため、それを知らないユーザーが意図せず暗号化されない状態でドキュメントを保存してしまう可能性がある。最新版ではこの問題が解決され、暗号化された「Microsoft Office」文書をより安全に扱えるようになった。

 「LibreOffice」は、クロスプラットフォームで動作するオープンソースのオフィス統合環境。Windows/Mac/Linuxなどに対応する寄付歓迎のフリーソフトで、現在“libreoffice.org”から無償でダウンロードできる。Windows版はWindows 7/8/10およびWindows Server 2012をサポートしており、窓の杜ライブラリからもダウンロード可能。新機能を体験したいユーザーは「LibreOffice 6.4」、企業で利用するなど安定性を重視したい場合は「LibreOffice 6.3」の利用が推奨されている。

ソフトウェア情報

「LibreOffice(最新版)」Windows版
【著作権者】
LibreOffice contributors
【対応OS】
Windows 7/8/Server 2012/10
【ソフト種別】
フリーソフト
【バージョン】
6.4.3(20/04/16)
「LibreOffice(安定版)」Windows版
【著作権者】
LibreOffice contributors
【対応OS】
Windows XP/Vista/7/8/10
【ソフト種別】
フリーソフト
【バージョン】
6.3.6(20/04/30)