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Apple、「iOS 13.5」「iPadOS 13.5」を正式公開
Face ID搭載端末でマスク着用時のパスコードフィールドアクセスを改善、COVID-19アプリ向けのAPIも
2020年5月21日 08:30
米Appleは5月20日（現地時間）、「iOS 13.5」および「iPadOS 13.5」を正式リリースした。機能の改善や不具合の修正に加え、いくつかの新機能が導入されている。
「iOS 13.5」「iPadOS 13.5」では、マスクを着用していると顔認証システム“Face ID”との相性が悪い点に対処。パスコードフィールドにすばやくアクセスできるようにすることで、問題を改善している。また、「iOS 13.5」には公的保健機関から提供される新型コロナウイルス感染症（COVID-19）接触追跡アプリに対応する接触通知APIが導入された。
そのほかにも、グループ「FaceTime」通話のビデオタイルを自動的に目立たせる機能を制御するオプションが追加されるなどの改善と不具合の修正が行われている。
なお、セキュリティ関連もあるようだが、執筆時現在、具体的な内容は明らかにされていない。