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企業版“Google+”は7月6日から“Google Currents”に ~自動アップデートが順次開始

カスタムストリームやタグといった新機能が利用可能

“Google Currents”

 米Googleは6月22日(現地時間、以下同)、“Google Currents”を7月6日からすべての“G Suite”ユーザーに一般公開すると発表した。“Google Currents”は
2019年4月の“Google Cloud Next '19”で発表された社内SNSサービス。“Google+”の後継サービスとして、ベータ提供されていた。

 ドメインでまだ“Google+”を利用している場合、7月6日から順次“Currents”へのアップグレードが自動で行われる(5日ほどで完了する予定)。アップグレードが完了するとルック&フィールが新しくなるほか、ユーザーはカスタムストリームやタグといった新機能が利用可能となる。また、管理者はコンテンツのモデレーションをはじめとする管理者権限へアクセスできるようになる。

 一方、iOS/Android版の「Google+」アプリはサポート対象外となり、「Currents」アプリへと置き換えられる。アプリは自動更新を有効にしている場合はそのままでよいが、無効にしている場合は手動でのアップデートが必要。“plus.google.com”への既存リンクはすべて維持され、“currents.google.com”にリダイレクトされる。

 なお、7月6日からは“Currents”をオプトアウト(拒否設定)したり、“Google+”へ戻すことはできなくなるので注意したい。すでに個人向けの“Google+”は廃止されており、これで“Google+”は完全に消滅することになる。