ニュース

“LINE”のタイムライン機能に設定ミス、意図しないユーザーに投稿を閲覧される(7月21日追記)

日本時間4月29日午後5時から5月4日午後3時にかけて発生。日本以外にも台湾、タイ、インドネシアのユーザーに影響

LINEによるアナウンス

 LINE(株)は7月2日、無料コミュニケーションツール“LINE”のタイムライン機能で、システムの設定ミスによりユーザーが指定した“友だちの公開設定”の範囲が正しく反映されない不具合が発生していたことを明らかにした。

 問題が発生したのは、日本時間4月29日午後5時から5月4日午後3時にかけて。以下の条件に合致する友だちがホーム画面経由で投稿にアクセスした場合、“友だちまで公開”と指定した公開設定が正常に反映されず、閲覧可能になっていたという。

  • “新しい友だちに自動公開”をOFFにした状態で新たに追加した友だち
  • “友だちの公開設定”を“非公開”に設定した友だちが

 なお、“親しい友だちリスト”投稿など、他の公開設定を行った投稿には影響はないとのこと。

 この問題は5月4日午後3時に修正が完了済みで、それ以外の期間には発生していないという。同社は今後、システム設定時のチェック体制を強化し、再発防止に努めるとしている。

7月21日編集部追記: LINE(株)は7月20日、本問題のより詳細な情報を公開した。それによると本問題は、日本以外にも台湾、タイ、インドネシアのユーザーに影響していたとのこと。日本では36,840ユーザー、全世界では148,456ユーザーが影響を受け、7月20日ですべてのユーザーに対する個別通知を完了したという。