ニュース

Apple、「iOS 13.6.1」「iPadOS 13.6.1」を公開 ~不要ファイルが自動削除されない問題などを修正

「macOS Catalina 10.15.6 Supplemental Update」もリリース

Apple、「iOS 13.6.1」「iPadOS 13.6.1」を正式公開

 米Appleは8月13日(現地時間)、「iOS 13.6.1」および「iPadOS 13.6.1」を正式リリースした。今回のリリースは、不具合の修正を中心としたメンテナンスアップデート。CVE番号が割り振られた脆弱性こそないが、セキュリティアップデートとしても位置付けられているので忘れずに更新しておきたい。

 「iOS 13.6.1」における変更点は以下の通り。

  • 空き領域が少ない場合に、不要なシステムデータファイルが自動的に削除されない可能性がある問題に対処
  • 一部のディスプレイの色が緑がかって表示される原因となっていた温度管理の問題を修正
  • 一部のユーザで接触通知が無効になることがある問題を修正

 「iPadOS 13.6.1」の変更は、不要なシステムデータファイルが自動的に削除されない問題への対処のみとなっている。

 「iOS 13」はiPhone 6s以降、「iPadOS 13」はiPad Air 2以降、iPad Proの全モデル、iPad 5世代以降、iPad mini 4以降に対応しており、自動で最新版へ更新される。「設定」アプリの[一般]-[ソフトウェア・アップデート]セクションから手動でアップデートすることも可能だ。

 なお、同日付けで「macOS Catalina 10.15.6」の“Supplemental Update”もリリースされている。こちらにもCVE番号が割り振られた脆弱性はない。