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Apple、「iOS 14.1」「iPadOS 14.1」を公開 ~「写真」アプリで10ビットHDRビデオを扱えるように
CVE番号が割り振られた脆弱性はなし
2020年10月21日 11:40
米Appleは10月20日(現地時間)、「iOS 14.1」および「iPadOS 14.1」を正式リリースした。自動更新機能により無償でアップデートされる。「設定」アプリの[一般]-[ソフトウェア・アップデート]セクションから手動でアップデートすることも可能。
「iOS 14.1」では、以下の機能改善と問題修正が施された。セキュリティの修正も行われているようだが、CVE番号が割り振られた脆弱性はないとのこと。
- iPhone 8以降の“写真”で10ビットHDRビデオの再生と編集に対応
- 一部のウィジェット、フォルダ、アイコンがホーム画面に縮小表示されていた問題に対処
- ホーム画面でウィジェットをドラッグするとフォルダからAppが削除されてしまうことがある問題に対処
- “メール”で一部のメールが誤ったエイリアスから送信されていた問題を修正
- 着信時に地域情報が表示されないことがある問題を修正
- 一部のデバイスで拡大表示モードと英数字のパスコードを選択すると、ロック画面の緊急電話ボタンがテキスト入力ボックスと重なってしまうことがある問題を修正
- アルバムまたはプレイリストの表示中に、一部のユーザで曲のダウンロードやライブラリへの追加ができないことがある問題に対処
- “計算機”でゼロが表示されないことがある問題を修正
- ストリーミングビデオの再生開始時に解像度が一時的に低下することがある問題を解決
- 一部のユーザでファミリーメンバーのApple Watchが設定できなくなっていた問題を修正
- “Apple Watch” AppでApple Watchのケース素材が誤って表示されていた問題を解決
- “ファイル” Appで、一部のMDM管理のクラウド・サービス・プロバイダによるコンテンツが誤って利用不可として表示されることがある問題に対処
- Ubiquitiワイヤレス・アクセス・ポイントとの互換性を改善
「iOS 14」はiPhone 6s以降、 iPod touch第7世代以降で利用可能。
一方、「iPadOS 14.1」では変更が加えられている。
- 12.9インチiPad Pro(第2世代)以降、11インチiPad Pro、10.5インチiPad Pro、iPad Air(第3世代)以降、およびiPad mini(第5世代)の“写真”で10ビットHDRビデオの再生と編集に対応
- 一部のウィジェット、フォルダ、アイコンがホーム画面に縮小表示されていた問題に対処
- “メール”で一部のメールが誤ったエイリアスから送信されていた問題を修正
- アルバムまたはプレイリストの表示中に、一部のユーザで曲のダウンロードやライブラリへの追加ができないことがある問題に対処
- ストリーミングビデオの再生開始時に解像度が一時的に低下することがある問題を解決
- “ファイル” Appで、一部のMDM管理のクラウド・サービス・プロバイダによるコンテンツが誤って利用不可として表示されることがある問題に対処
「iPadOS 14」はiPad Air 2以降、iPad mini 4以降に対応している。