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無料の定番音楽プレイヤー「foobar2000」v1.6が公開 ~WASAPIが標準出力に
7zアーカイブ内の音楽ファイルを直接再生可能。Windows XP/Vistaはサポート外に
2020年9月8日 06:45
無料の定番音楽プレイヤー「foobar2000」の最新版v1.6が、9月2日に公開された。本バージョンではデフォルトの出力が従来のDirectSoundから共有モードのWASAPI(Windows Audio Session API)へ変更されている。
また、7z形式のアーカイブに含まれる楽曲ファイルを直接再生できるようになった。さらに、アルバムアートの画像でWebP形式がサポートされるなどの変更が施されたほか、Windows XP/VistaがサポートOSから除外された。Windows XP/Vistaをサポートするv1.5シリーズは今後もダウンロード可能で、報告された重要な不具合に限り今後も修正されるという。
「foobar2000」は、2002年から開発が続けられている老舗の音楽プレイヤーで、動作が軽快な点や、幅広いメディア形式をサポートする点が魅力。非常にシンプルなものからほかのライブラリ型の音楽プレイヤーに引けを取らない高機能なものまで、幅の広いインターフェイスのカスタマイズが可能。コンポーネントを追加して機能を自由に拡張できる仕組みになっており、自分好みのデザインと機能のプレイヤーを構築できる。
Windows 7以降に対応しており、現在公式サイトから無償でダウンロード可能。Windows 10ならば“Microsoft Store”で配信されているストアアプリ版も利用できる(執筆時現在のバージョンはv1.5.5)。
ソフトウェア情報
- 「foobar2000」
- 【著作権者】
- Peter Pawlowski 氏
- 【対応OS】
- Windows 7以降
- 【ソフト種別】
- フリーソフト
- 【バージョン】
- 1.6(20/09/02)