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「Microsoft 365」「Office 2019」の「macOS 10.13 High Sierra」対応が終了へ

Mac版「Office 2016」のサポートは終了

「macOS 10.13 High Sierra」

 Mac版「Microsoft Office」の対応OSは、新しい方から数えて3つのメジャーバージョンだ。つまり、Mac向けの「Microsoft 365」と「Office 2019」は現在、「macOS 10.15 Catalina」、「macOS 10.14 Mojave」、「macOS 10.13 High Sierra」で利用できるが、今秋に新しいメジャーバージョンである「macOS Big Sur(11.0)」がリリースされると、「High Sierra」のサポートは打ち切られることになる。

 米Microsoftは、11月の月例アップデートからMac版「Microsoft 365」と「Office 2019」のアップデート要件を「macOS Mojave」以降に変更する計画だ。「macOS High Sierra」のままでも「Microsoft 365」や「Office 2019」を使い続けることはできるが、「Word」、「Excel」、「PowerPoint」、「Outlook」、「OneNote」に対するパッチは、セキュリティアップデートを含め提供されなくなる。

 また、Mac版「Microsoft 365」と「Office 2019」の新規インストールには「macOS Mojave」以降が必要となる。「macOS High Sierra」で新たに利用を開始することはできなくなるので注意したい。

 なお、Mac版「Office 2016」のサポートは10月13日に終了した。後継バージョンへの移行をお勧めする。