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ディスプレイのリフレッシュレートを「設定」アプリで変更可能に ~Dev版「Windows 10」Build 20236
“検索ホーム”のデザインもアップデート。「バージョン 1809」以降で順次利用可能に
2020年10月15日 09:00
米Microsoftは10月14日(現地時間)、「Windows 10 Insider Preview」Build 20236を“Windows Insider Program”の“Dev”チャネルに参加するユーザーに対して公開した。現在、“Windows Update”を介してアップデート可能。対応する「Windows SDK」もリリースされている。
Build 20236では、ディスプレイのリフレッシュレートを「設定」アプリで変更できるようになった。[システム]-[ディスプレイ]セクションの下の方にあるリンクから[ディスプレイの詳細設定]画面へ進むと、ディスプレイを選択してその詳細情報を取得することが可能。この画面の下の方にリフレッシュレートを切り替えるためのプルダウンが新設されている。
リフレッシュレートはディスプレイを書き換える頻度で、一般的にこれを高くすればするほどコンテンツの動きが滑らかになる。ただし、ディスプレイによって設定可能なリフレッシュレートは異なるため、プルダウンにリストアップされた数値以外には変更することはできない。
そのほかにも、“Windows Insider Program”ビルド以外にも共通する変更点として、“検索ホーム”([Windows]+[S]キー)のデザインが変更された。新しいデザインでは検索履歴と“クイック検索”が並べて表示されるようになったほか、検索履歴を[×]ボタンで消せるようになった。
“検索ホーム”はサーバー側で管理されているので、「バージョン 1809」以降の「Windows 10」であればそのうち変更が反映されるはずだ。
“Windows Insider Program”の“Dev”チャネルは、アクティブな開発ブランチから最新のビルドが直接提供される。新機能が積極的にテストされる場になっており、トラブルにあった場合に自分で解決できるだけの力は求められるものの、初期機能に積極的なフィードバックを行いたいユーザーにお勧めだ。ただし、機能によっては段階的に解放されるため、すぐには利用できないこともある。また、“Dev”チャネルに追加された機能はあくまでも試験的なもので、製品版に導入されるとは限らないので注意したい。