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Microsoft、「Windows Feature Experience Pack」をWindows Insider Betaでテスト

「Windows」+「Shift」+「S」キーで撮ったスクショをフォルダーに貼り付けて保存

Microsoft、「Windows Feature Experience Pack」v120.2212.1070.0(KB4592784)を公開

 米Microsoftは11月30日(現地時間)、「Windows Feature Experience Pack」v120.2212.1070.0(KB4592784)を公開した。“Windows Insider Program”の“Beta”チャネルに登録しているユーザーは、“Windows Update”を介して入手できる。

“Windows Insider Program”が“Beta”チャネルになっていることを確認

 Windows 10の機能追加は、年2回の大規模更新(機能アップデート)で行われるのが基本だ。しかし、かならずしもOSに手を加えなくても追加できる改善もあるだろう。

 Microsoftは、このようなOSとは別に開発された小さな機能改善を導入するための新しいプロセスをテスト中だ。今回リリースされた「Windows Feature Experience Pack」には、以下の機能改善が含まれている。“Windows Insider Program”でのテストで問題がなければ、いずれは製品版にも提供される見込みだ。

  • Windows 10のスクリーンショット機能(「Windows」+「Shift」+「S」キー)でデスクトップをキャプチャーした後、それを「エクスプローラー」で貼り付け(「Ctrl」+「V」キー)てファイル(PNG形式)として保存する
  • 2-in-1タッチデバイスを縦に使うときに、タッチキーボードの分割モードを利用できるようにする

 とくに前者は、わざわざ「切り取り&スケッチ」アプリを起動しなくてもスクリーンショットを保存できて便利。「切り取り&スケッチ」アプリで保存した時のようにファイル名にタイムスタンプが含まれないといった改善点は残されているが、今後に期待したい。

 なお、「Windows Feature Experience Pack」v120.2212.1070.0は「Windows 10 バージョン 20H2」Build 19042.662以降でないとインストールできないので注意したい。OSのバージョンは「設定」アプリの[システム]-[バージョン情報]セクションなどで確認可能。インストールされている「Windows Feature Experience Pack」のバージョンもここで確認できる。

「設定」アプリの[システム]-[バージョン情報]セクション。インストールされている「Windows Feature Experience Pack」のバージョンもここで確認できる。