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「Adobe Flash Player」によるFlashコンテンツの実行ブロックが開始

サポート終了を告知するダイアログからただちに削除を。公式のアンインストーラーも

「Adobe Flash Player」によるFlashコンテンツがブロックされるように。確認ページでは「Flash Player」プラグインがロードされず、バージョンを確認することができない

 米Adobeは1月12日、「Adobe Flash Player」によるFlashコンテンツの実行をブロックする措置を開始した。「Flash Player」のサポートは2020年末で終了しており、これ以降は脆弱性が発見されても対処されることはなく、セキュリティリスクを抱えることになる。同社は「Flash Player」をただちにアンインストールするよう呼び掛けている。

 「Flash Player」が無効になっていることは、同社のヘルプページなどから確認可能。OSの時刻を1月12日以前に変更すればFlashコンテンツを実行することはできるが、さまざまなトラブルの原因となるのでまったくお勧めできない.

OSの時刻を1月12日以前に変更した様子。「Adobe Flash Player」が有効であれば、バージョンを確認できる

 「Flash Player」をWindowsからアンインストールする方法はいくつかあるが、もっとも手軽なのは、「Flash Player」自身がサポート終了を告知するダイアログを表示したときに、案内に従ってアンインストールすることだろう。

「Flash Player」のサポート終了を告知するダイアログ

 また、Windowsの「設定」アプリを開き、[アプリ]-[アプリの機能]セクションで「Flash Player」を検索・アンインストールしてもよい。

 何らかの原因で「Flash Player」を削除できなかった場合は、公式のアンインストーラーが利用できる。「Flash Player」を利用しているアプリケーションをすべて終了し、このアンインストーラーを実行してOSを再起動しよう。

公式のアンインストーラー

 なお、“Adobe Labs”から入手したベータ版「Flash Player」を利用している場合は、それに対応したアンインストーラーを利用する必要があるので注意したい。