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「Adobe Flash Player」によるFlashコンテンツの実行ブロックが開始
サポート終了を告知するダイアログからただちに削除を。公式のアンインストーラーも
2021年1月13日 08:11
米Adobeは1月12日、「Adobe Flash Player」によるFlashコンテンツの実行をブロックする措置を開始した。「Flash Player」のサポートは2020年末で終了しており、これ以降は脆弱性が発見されても対処されることはなく、セキュリティリスクを抱えることになる。同社は「Flash Player」をただちにアンインストールするよう呼び掛けている。
「Flash Player」が無効になっていることは、同社のヘルプページなどから確認可能。OSの時刻を1月12日以前に変更すればFlashコンテンツを実行することはできるが、さまざまなトラブルの原因となるのでまったくお勧めできない.
「Flash Player」をWindowsからアンインストールする方法はいくつかあるが、もっとも手軽なのは、「Flash Player」自身がサポート終了を告知するダイアログを表示したときに、案内に従ってアンインストールすることだろう。
また、Windowsの「設定」アプリを開き、[アプリ]-[アプリの機能]セクションで「Flash Player」を検索・アンインストールしてもよい。
何らかの原因で「Flash Player」を削除できなかった場合は、公式のアンインストーラーが利用できる。「Flash Player」を利用しているアプリケーションをすべて終了し、このアンインストーラーを実行してOSを再起動しよう。
なお、“Adobe Labs”から入手したベータ版「Flash Player」を利用している場合は、それに対応したアンインストーラーを利用する必要があるので注意したい。