レビュー
Flash終了間近! 「ふらっしゅえぁえぐぜ」でEXEに変換してずっと遊べるようにしよう
変換したEXEファイルはAdobe AIRで動作、過去の資産をFlash Player提供終了後も利用可能に
2020年11月30日 06:45
「ふらっしゅえぁえぐぜ(Flash Air Exe)」は、Adobe FlashのSWFファイルをEXEファイルに変換するツール。64bit版を含むWindows 10に対応するフリーソフトで、作者のWebサイトからダウンロードできる。
インターネット黎明期から長年にわたりWeb上のゲームやアニメなどのコンテンツで利用されてきたFlashだが、以前から予定されていた通り2020年いっぱいで実行環境である「Adobe Flash Player」の提供が終了する。Flashの出力形式であるSWF形式のファイルの再生やプレイは今後難しくなっていくことだろう。
そんなSWFファイルをWindows上で実行可能なEXEファイルに変換できるツールが「ふらっしゅえぁえぐぜ」だ。特徴は内部的にもFlash Playerを利用せず、アプリケーションランタイム「Adobe AIR」のFlash再生機能を利用すること。このため変換されたEXEファイルはAdobe AIRがインストールされていれば動作可能というわけだ。2020年末の提供終了予定にAdobe AIRは含まれておらず、サムスン電子の子会社に開発等が移管されつつ提供が続けられている。
「ふらっしゅえぁえぐぜ」でSWFファイルをEXEファイルへ変換するには、対象のSWFファイルをダイアログで選択し、EXEファイル実行時のウィンドウタイトルに使われる名前などを指定して[実行]ボタンを押すだけでよい。実行時のウィンドウサイズの変更や最大化の可否を指定するオプションも用意されている。
ソフトウェア情報
- 「ふらっしゅえぁえぐぜ」
- 【著作権者】
- 田上 みちよ(みっちょ) 氏
- 【対応OS】
- 64bit版を含むWindows 10
- 【ソフト種別】
- フリーソフト
- 【バージョン】
- 0.01(20/11/19)