ニュース

無料のテキストエディター「Notepad++」v7.9.3が公開 ~Windows XP対応を断念

ライセンスが“GPL 2.0”から“GPL 3.0”へと変更

「Notepad++」v7.9.3

 無料のテキストエディター「Notepad++」の最新版v7.9.3が、2月15日に公開された。本バージョンではフォルダーを選択するダイアログなどがモダナイズされ、新しいスタイルになった。一方で、Windows XPでは動作しなくなるという。

古いスタイルのフォルダー選択ダイアログ
新しいスタイルのフォルダー選択ダイアログ

 クラシックなダイアログを用いるのであればWindows XPでもまだ利用できるようだが、コードが増大して複雑になること、それに比してメリットが薄いことなどが嫌われたようだ。Windows XPで動作する最終バージョンはv7.9.2となる。

 そのほかにも、ライセンスが“GPL 2.0”から“GPL 3.0”へと変更された。既存機能の強化や不具合の修正も行われているという。

 「Notepad++」は、オープンソースで開発されているプログラマー向けのテキストエディター。実行速度を重視したコンパクトなサイズながら、幅広いプログラミング言語をサポートしたコード補完機能とシンタックスハイライト機能を備えているほか、「メモ帳」の代わりに起動するよう設定することもできる。寄付歓迎のフリーソフトで、現在本ソフトの公式サイトからダウンロード可能。

ソフトウェア情報

「Notepad++」
【著作権者】
Notepad++ team
【対応OS】
Windows(編集部にてWindows 10で動作確認)
【ソフト種別】
フリーソフト(寄付歓迎)
【バージョン】
7.9.3(21/02/15)