無料RPGで岐阜県の細かすぎる情報に詳しくなれるスマホアプリ「岐阜クエスト」が公開

「岐阜クエスト」

42市町村すべてが町として登場し、イベントをクリアするたびに封印が解け先へ進めるようになる

　blazeworksは2月17日、岐阜県を舞台にしたスマートフォン向けRPG「岐阜クエスト」を正式リリースした。Android 4.1以降、およびiOS 8.0以降に対応するフリーソフトで、現在“Google Play”または“App Store”からダウンロードできる。

　「岐阜クエスト」は、岐阜県の魅力を伝えるために開発されたRPG。「ドラクエ」風のドット絵で構成されたレトロなデザインだが、操作性はスマホに最適化されており、ストレスなくプレイできるように工夫されている。突如現れた魔物によって滅ぼされた岐阜県を救うため、主人公が岐阜県の県内各地を巡り、敵を倒し、人々を救っていく。

　岐阜県の42市町村すべてが町として登場し、主人公が各町でイベントをクリアするたびに、次の町の封印が解け、先へ進めるようになる。敵を倒した際だけでなく、歩いたり、NPCに話を聞いたり、観光スポットを訪れるだけで経験値“ぎふりょく”が貯まりレベルアップする（この際HPが全回復する）ので、詰まることなくサクサクプレイを楽しめる。

歩いたり、NPCに話を聞いたり、観光スポットを訪れるだけで経験値“ぎふりょく”が貯まる

　もちろん、各市区町村の観光名所や歴史がイベントに組み込まれているほか、各地にご当地クイズを出してくるキャラクターが存在し、正解すると“ぎふりょく”をもらえる。主人公はゲーム開始時、2人組のパーティーで出発するが、各地で実在のゆるキャラやご当地アイドルが仲間になり、最大5人のパーティーになる。各町にあるご当地グルメの店でその土地のおいしいものを食べれば、様々な効果が付加され、冒険を有利に進めることが可能。新しい仲間や敵、アイテム、グルメなどに出会うと、図鑑に登録され、詳細情報を閲覧できる。

ご当地クイズを出してくるキャラクターも

ゆるキャラなどが仲間になってくれる

ご当地グルメ情報も

新しい仲間や敵、アイテム、グルメなどに出会うと、図鑑に登録される

　戦闘はコマンドとタイミングゲームの組み合わせで構成されている。コマンドを選択すると上下に往復するバーが現れ、色の濃いエリアで止めると効果がアップ。通常攻撃のほか、職業ごとに異なる使用回数の限られた特殊攻撃も用意されている。敵に攻撃が当たると表示される“やげ”は、岐阜県の方言で使われる語尾のようだ。

コマンドとタイミングゲームを組み合わせた戦闘システム

　そのほか、“ぎふりょく”を競うオンラインランキング“ぎふけんみんランキング”も用意されており、町にある掲示板を調べることで閲覧可能。岐阜出身の人も“岐阜ってどこだっけ？”という人もサクッと遊んでほしいゲームになっている。