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Google、「Google Workspace Essentials」に「Chat」「カレンダー」「Jamboard」を追加
コミュニケーションツールの拡充で協業を促進
2021年3月2日 13:33
米Googleは3月1日(日本時間)、「Google Workspace Essentials」に「Google Chat」、「Google カレンダー」、「Jamboard」を追加したと発表した。コミュニケーションツールを拡充することにより、チームや組織のコラボレーション促進が期待される。
「Google Workspace Essentials」は会社や学校の小規模なチームを対象としており、以下のツールがセットとなっている。基本的にはすでに他社製のオフィスツールやメールサービスを導入済みの環境に対し、オンライン会議とクラウドストレージなどのコラボレーションツールを追加するものだ。
- Google Meet:セキュアなビデオ会議
- Google Chat:メッセージのやり取り(新規)
- Google ドライブ:クラウドストレージ。ユーザー1人あたり100GB。組織あたり最大2TBのクラウドストレージプール
- Google ドキュメント、スプレッドシート、スライド:コンテンツの作成
- Google カレンダー:スケジュール管理。「Google Meet」会議の調整も可能(新規)
- Jamboard:「Google Meet」のデジタルホワイトボードとして機能(新規)
- そのほかのツール:アンケート作成「フォーム」、Webサイト作成「サイト」、メモ機能「Keep」など
- 管理機能
料金はアクティブユーザー1人あたり月額8米ドル。無償の試用版も用意されている。
なお、「Google Chat」と「Jamboard」は既定で有効化されているが、「Google カレンダー」は無効化されている。エンドユーザーが利用する場合は、ドメイン管理者側でサービスを有効化する必要がある。