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Dev版「Windows 10」Build 21337が公開 ~仮想デスクトップごとに壁紙を設定、並び替えにも対応

「エクスプローラー」にはタッチフレンドリーな余白を追加

Microsoft、「Windows 10 Insider Preview」Build 21337を“Windows Insider Program”の“Dev”チャネルで公開

 米Microsoftは3月17日(現地時間)、「Windows 10 Insider Preview」Build 21337(RS_PRERELEASE)を公開した。“Windows Insider Program”の“Dev”チャネルに参加しているのであれば、“Windows Update”を介してアップデートできる。

 Build 21337の目玉は、仮想デスクトップの強化だ。これまでもリネーム機能が追加されるなどの改善が続けられてきたが、もっと柔軟に運用したいという要望に応え、ドラッグ&ドロップによる並び替え機能とデスクトップ背景を個別に設定する機能が追加された。

 とくに、仮想デスクトップごとに異なる背景画像を設定できるようになったのは、自分が今どのデスクトップを使っているのかが把握しやすくて便利だ。現在アクティブな仮想デスクトップの背景を変更するには、「設定」アプリの[個人用設定]-[背景]セクションでデスクトップ壁紙を選択すればよい。この画面は、タスク ビュー([Windows]+[Tab]キー)上部に並んでいる仮想デスクトップのサムネイルの右クリックメニューからもアクセス可能。壁紙を他の仮想デスクトップの背景へ壁紙を割り当てるには、[背景]セクションに表示された画像の右クリックメニューを利用すればよい。

右クリックメニューを利用すると他の仮想デスクトップの背景へ壁紙を割り当てられる

 また、「エクスプローラー」のレイアウトが見直され、要素間にパディング(余白)が追加された。情報量は多少減るが、タッチパネルでの操作性が向上する。元に戻したい場合は、[フォルダー オプション]の[表示]タブで[Use compact mode(コンパクトモードを使用する)]という設定を有効化すればよい。この変更は最終的なものではなく、あくまでもテストとして導入されたものなので、もし不満や気になる点があるならば「フィードバック Hub」アプリで意見を投稿するとよいだろう。

「エクスプローラー」にはタッチフレンドリーな余白を追加。既存のデザインに戻すことも可能

 そのほかにも、「設定」アプリの[簡単操作]-[聴覚]セクションがアップデートされ、字幕関連の設定を集約したページが設けられた。キャプションに対応したアプリのカスタマイズが行える。また、SDRゲームHDRへ自動的にアップグレードする“Auto HDR”機能のプレビュー搭載インボックスアプリの見直しも行われた。日本語環境ではBuild 21313で案内された新しいIME変換ウィンドウのデザインがすべての環境に解放されているので、興味のあるユーザーはチェックしてみよう。

「設定」アプリの[簡単操作]-[聴覚]セクションがアップデートされ、字幕関連の設定を集約したページが設けられる

 “Windows Insider Program”の“Dev”チャネルは、アクティブな開発ブランチで試験実装された新機能が提供されている。トラブルにあった場合に自分で解決できるだけの力は求められるものの、初期機能に積極的なフィードバックを行いたいユーザーにお勧めだ。ただし、機能によっては段階的に解放されるため、すぐには利用できないこともある。また、“Dev”チャネルに追加された機能はあくまでも試験的なもので、製品版に導入されるとは限らないので注意したい。