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Adobe Fontsの日本語フォントが大幅増 ~191フォントが追加され、計436フォントに

無償メンバーシップでも138フォントが利用可能。量だけでなく質も充実

PDF形式の見本帳

 米Adobeは4月8日(現地時間)、フォントライブラリサービス“Adobe Fonts”を大幅に拡充し、日本語のフォントラインナップを強化したと発表した。日本語191フォントが追加され、計436フォントになったという。

 今回、新たに“Adobe Fonts”に参加したフォントベンダーにはタイプラボ(Type-Labo)、FONT1000などがあり、「味明書体」や「好恵の良寛さん」といったフォントも利用できるようになった(製品版と“Adobe Fonts”版では収録文字に異なる場合あり)。また、従来よりフォントを提供しているフォントワークスと視覚デザイン研究所からも新しいフォントバリエーションが追加されているとのこと。フリーフォントからもGoogle Fonts、「M+ FONTS」「さわらびフォント」などが新たに収録された。

味明書体
好恵の良寛さん

 “Adobe Fonts”は「Adobe Creative Cloud」契約者向けのサービスだが、無償メンバーシップでも一部のフォントが利用可能。今回のラインナップ拡充では、無償で利用できるフォントの数も35フォントから138フォントへと大幅に増えているという。

 なお、フォントの見本は公式サイトで確認が可能。PDF形式の見本帳も用意されている。