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既定のターミナルを「Windows Terminal」に変更 ~プレビュー版Windows 10でテスト

「タスク マネージャー」とMSIインストーラーのアプリアイコンもカラフルに

Microsoft、「Windows 10 Insider Preview」Build 21390をWindows Insider ProgramのDevチャネルで公開

 米Microsoftは5月26日(現地時間)、「Windows 10 Insider Preview」Build 21390(CO_RELEASE)を公開した。「Windows Insider Program」のDevチャネルに参加しているのであれば、「Windows Update」を介してアップデートできる。

 本ビルドでは最近のアイコンの改良の一環として、「タスク マネージャー」とMSIインストーラーのアプリアイコンが新しくなった。いずれもカラフルで、Windowsで採用が進んでいる「Fluent Design System」とマッチするデザインになっている。

 そのほかにも、既定のターミナルエミュレーターを「Windows Terminal」に変更する機能が追加されたとのこと。たとえば「PowerShell」を起動する際、「Windows Terminal」のタブとして開くといったことが可能となる。

 この設定は、「コマンド プロンプト」のプロパティダイアログの[ターミナル]タブ(実験的機能を集めたタブ)に用意されている(編集部未確認)。また、「Windows Terminal」側にも既定のターミナルアプリケーションを「Windows コンソール ホスト」(conhost.exe)から「Windows Terminal Preview」(wt.exe)へ変更する設定が設けられた。

「コマンド プロンプト」のプロパティダイアログで、既定のターミナルアプリを「Windows Terminal Preview」へ切り替え
「Windows Terminal」側にも既定のターミナルアプリケーションを変更する設定が追加

 なお、この機能を利用するには「Windows Terminal Preview 1.9」以降が必要だ。

 「Windows Insider Program」のDevチャネルは、アクティブな開発ブランチで試験実装された新機能が提供されている。トラブルにあった場合に自分で解決できるだけの力は求められるものの、初期機能に積極的なフィードバックを行いたいユーザーにお勧めだ。ただし、機能によっては段階的に解放されるため、すぐには利用できないこともある。また、Devチャネルに追加された機能はあくまでも試験的なもので、製品版に導入されるとは限らないので注意したい。