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「Microsoft Edge」も「Chromium」のゼロデイ脆弱性に対処 ~できるだけ早い対応を

最新安定版v91.0.864.48がリリース

「Microsoft Edge」v91.0.864.48

 米Microsoftは6月11日(現地時間、以下同)、「Microsoft Edge」の最新安定(Stable)版v91.0.864.48を公開した。脆弱性に対処したセキュリティアップデートとなっている。

 本バージョンで修正された問題は、CVE番号ベースで10件。内容は「Google Chrome」v91.0.4472.101とほぼ同じで、悪用の報告もあるスクリプトエンジン「V8」における型混乱の欠陥(CVE-2021-30551、深刻度High)への対処も含まれている。できるだけ早い対応が必要だ。

 また、3日付けでリリースされたv91.0.864.41では「Edge」のみに影響する脆弱性が1件(CVE-2021-33741)修正されていたとのこと。権限昇格につながる恐れがあり、深刻度は「Important」と評価されている。

 安定版「Microsoft Edge」はWindows/Macに対応しており、現在公式サイトから無償でダウンロード可能。すでに利用中の場合は、自動で更新されるため何もする必要はない。手動で更新したい場合は、画面左上のメニュー([…]アイコン)から[ヘルプとフィードバック]-[Microsoft Edge について]画面(edge://settings/help)へアクセスするとよい。