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「Windows 11」をカスタマイズ可能になった「Winaero Tweaker」v1.20が公開
タスクバーのサイズ変更やスタート・タスクバーをWindows 10に戻すことが可能に
2021年7月8日 06:45
システムカスタマイズツール「Winaero Tweaker」の最新版v1.20が、6月29日に公開された。今回のアップデートでは、先日プレビュー公開された「Windows 11」を初期サポート。Windows 11向けのカスタマイズ機能として、さっそくタスクバーのサイズを変更するオプションが追加された。
加えて、7月5日にリリースされたv1.20.1では、Windows 11の[スタート]画面とタスクバーをWindows 10スタイルに戻す機能が導入された。ライブタイルをはじめとするWindows 10の機能に愛着のあるユーザーにはうれしいオプションといえるだろう。
これらの機能はオプションツリーの[Windows 11]セクションに集約されており、プレビュー版Windows 11で試すことができる。Windows 11が正式リリースされれば、ここにあるオプションは適切なグループに移設される予定。もちろん、Microsoftが想定した改造ではないので、あくまでも自己責任で楽しみたい。
そのほかの変更点は、以下の通り。
- System Restore:「Winaero Tweaker」でOSの復元ポイント(System Restore)を作成。デスクトップの右クリックメニューに復元ポイントを作成するメニューを追加することも可能
- Auto Repair at Boot:Windows 10、Windows 8/8.1の自動修復機能を無効に
- Sound for Print Screen key:[Print Screen]キーや[Alt]+[Print Screen]キーでスクリーンショットを撮影するときに効果音を再生。効果音のカスタマイズも可能
- Windows Terminal:デフォルトの[Windows Terminalで開く]メニュー項目を非表示にしたり、特定のプロファイルで起動するサブメニューを追加
- Windows Tools:デスクトップの右クリックメニューに「Windows 管理ツール」を開く項目を追加
- Windows Security:デスクトップの右クリックメニューに「Windows セキュリティ」関連の項目を追加
- Add "Run or modify..." for PS1 files:「PowerShell」スクリプトファイルを扱うことの多いユーザーに役立つコマンドを追加
また、「Windows 10バージョン 21H1」を正しく認識できるようになったほか、アプリの起動速度の改善が図られた。初期画面に戻るホームボタン、[Ctrl]+[F]キーで検索ボックスでのキーワードを選択状態にする機能なども追加されている。
「Winaero Tweaker」は、OS標準のユーザーインターフェイスには用意されていない、需要の高いカスタマイズメニューがツリービューでコンパクトにまとめられているのが魅力のシステムカスタマイズツール。Windows 7/8/8.1/10に対応する寄付歓迎のフリーソフトで、現在公式サイトや窓の杜ライブラリからダウンロードできる。
ソフトウェア情報
- 「Winaero Tweaker」
- 【著作権者】
- Winaero
- 【対応OS】
- Windows 7/8/8.1/10
- 【ソフト種別】
- フリーソフト(寄付歓迎)
- 【バージョン】
- 1.20.1(21/07/05)