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「Notepad++」のダークモード化が進む ~v8.1.3ではMarkdownも黒背景に
赤や緑っぽいダークモードも選べて、細かいカスタマイズも可能。適用に再起動も不要
2021年8月20日 15:58
フリーのテキストエディター「Notepad++」が8月13日、v8.1.3へと更新された。本バージョンではv8.0で追加されたダークモードがブラッシュアップされている。
開発チームによると、本バージョンではダイアログの95.427%がダークモードに対応しているとのこと。一般的な黒いダークモードだけでなく、赤や緑っぽいダークモードが選べるほか、細かいカスタマイズにも対応する。テーマを反映するために「Notepad++」を再起動する必要もない。
さらに、ユーザー定義言語(UDL)のダークモード化もサポート。標準のダークモード設定でMarkdownドキュメントを黒背景で閲覧・編集できる。
そのほかにも、本バージョンでは高DPIディスプレイでの表示がかなり改善されているとのこと。
「Notepad++」は、海外のプログラマーを中心に幅広い支持を集めているWindows向けのテキストエディター。コンパクトなプログラムサイズと実行速度を重視しており、エディターコンポーネント「Scintilla」をベースに、C++言語(STL)とWin32 APIだけで構築されているのが特徴だ。幅広いプログラミング言語をカバーしたコード補完とシンタックスハイライト(構文色分け)を備えるなど、「メモ帳」代替アプリとしては機能も充実している。対応OSはWindows Vista以降で、ライセンスは「GPL 3.0」。
ソフトウェア情報
- 「Notepad++」
- 【著作権者】
- Notepad++ team
- 【対応OS】
- Windows(編集部にてWindows 10で動作確認)
- 【ソフト種別】
- フリーソフト(寄付歓迎)
- 【バージョン】
- 8.1.3(21/08/13)