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「Windows 10 バージョン 1809/1909」にCパッチ ~「OneDrive」の問題などに対処
10月から「バージョン1909」向けのCパッチはなし
2021年8月27日 09:40
米Microsoftは8月26日(現地時間)、2021年8月のプレビュー更新プログラムを一部のバージョンのWindows 10に対してリリースした。
今回リリースされたのは、セキュリティ関係の修正を含まないオプションのパッチ(Cリリース)。来月第2週に予定されている月例のセキュリティアップデート(パッチチューズデー、Bリリース)に先駆けテストされるものだ。必要がなければ、無理にインストールする必要はない。
「バージョン 1909」における主な変更は、以下の通り。
- OS標準の「映画 & テレビ」アプリで一部のビデオ(.mp4ファイル)を再生できない問題を修正
- OSをアップデートすると、「OneDrive」同期アプリが「既知のフォルダー」(Known folders:デスクトップやドキュメントなど)のみにリセットされる問題を修正
一方、「バージョン 1809」では主な修正点として以下が挙げられている。
- システム言語がヘブライ語に設定されている場合に、「ファイルを開く」または「保存」ダイアログでスライダーコントロールが正常に機能しない問題を修正。ファイルのサイズやその他の詳細に関するオプションが表示されなかった
- OSをアップデートすると、「OneDrive」同期アプリが「既知のフォルダー」のみにリセットされる問題を修正
なお、「バージョン 2004」以降のバージョンを対象としたCリリースは、遅れてリリースされる見込みだ。また、10月から「バージョン1909」向けのCパッチはリリースされなくなるとのこと。Bリリースのみ実施される。